【SV S24 シングル】虫さんが走る 🐝………【最終488位/R1900】

 

                 🐝……

 

こんにちは、京ポケ1回のチュウズです。

 

s24はかなりのデフレ環境でしたが、最終3桁、R1900に残れたので今期使用した構築の紹介と反省をしようと思います。最後までお付き合いいただけると嬉しいです。

 

以下常態

構築経緯

s24最終13位のシアノさんの構築を使わせていただいたところ、チョッキガブリアス+アタッカーキュウコンの並びが攻めの相性がよく使いやすかったため、キュウコンを氷テラス眼鏡に変更してさらに攻撃性能を高め、軸とした。

 

参考記事(無断転載なので問題あれば消します)

blog.livedoor.jp

 

都合が悪くなった時のクッションとしてHDヘイラッシャも起用し、ここまでの3匹で大体のスタン構築に対して一定の勝率をだせていたが、マスカーニャ、オオニューラ、エースバーンやドラパルトといった高速アタッカー集団に上から殴られているだけで負けてしまう試合が多発。何とかならないかと知恵を絞って考えた結果、マスカーニャより1高いs種族値124、ドラゴンアローやスケイルショット等の連続技無効、ねばねばネットによる後続の補助性能などを持つ神のポケモン、襷アブリボンにたどりついた。

 

ここまででエスパーの一貫がえぐいことになっているため、元構築にも入っていたHダイケンキこだわりスカーフで採用。アブリボンダイケンキで相手の高速アタッカーの克服に成功したため、最後の一匹は構築全体のパワーを底上げし、受け構築に強くでることができるシルク挑発ガチグマ(赫月)を採用して構築が完成した。

 

個別紹介

ガブリアス @ とつげきチョッキ
テラスタイプ: ほのお
特性: さめはだ
性格: ようき
183-182(252)-115-90-106(4)-169(252+)
げきりん / じしん / テラバースト / スケイルショット

初手置き要員。参考元からテラスを鋼→炎に変更。鬼火をシャットアウトしつつ、アーマアガアやハッサムに打点を持てるため使い勝手が良かった。ガブリアスの地面技で相手のほのおタイプやはがねタイプにテラスタルを使わせ、裏のキュウコンを通す動きが非常に強力だった。臆病ブリジュラスのりゅうせいぐんが乱数1発(31.25%)のため、もうすこし特防に努力値をまわしても強いかもしれない。でもそんな余裕はない。

 

キュウコン(アローラ) @ こだわりメガネ
テラスタイプ: こおり
特性: ゆきふらし
性格: おくびょう
149(4)-78-95-133(252)-120-177(252+)
ふぶき / れいとうビーム / フリーズドライ / ねごと

本構築のエース。環境的に氷技の通りがよく、苦手とするはがねタイプやほのおタイプは氷等倍以上のテラスであることが多いので、他2体のじめん技やあく技の圧でテラスを使わせることができればこいつの独壇場だった。また相手はこちらのオーロラベールやアンコールを警戒して交代や挑発などの悠長な行動をしてくることが多く、眼鏡の奇襲はとても刺さっていたように感じた。

オーロラベールが使えないのは少し窮屈に感じたが、眼鏡でも火力不足なことが多くもちものを変えたくなかったほか、プレイングに迷いを生みたくないといった理由でこのような技構成になった。ムーンフォースを採用していないのも同様の理由からである。

実際こおり技で上から10%凍りを押し付けるのはへたにフェアリー技や変化技を打つより強力で、負け確から凍らせて拾った試合は少なくない。オオニューラに次ぐ理不尽さがこのポケモンにはあった。実力の不足分を奇襲と運で補ってくれたMVPポケモン

 

ヘイラッシャ @ たべのこし
テラスタイプ: あく
特性: てんねん
性格: わんぱく
257(252)-120-154(36+)-76-113(220)-55
ウェーブタックル / じしん / あくび / まもる

流行のHDヘイラッシャ。積みポケモンの対策としてだけでなく、幅広いポケモンをみることができる汎用性の高さから選出機会は多かった。とはいえ適当に出すと相手のみがわりやちょうはつで簡単に置物になって一発負けにつながるので、扱いにはまだまだ慣れが必要だと感じた。

ラスタルはクエスアマガやイエッサン意識のあくタイプとしたが、構築全体として毒に弱すぎるのでせめてはがねの方がよかったように思う。総じて強いことは間違いないが、プレイヤー側の反省点が多いポケモンであった。

 

アブリボン @ きあいのタスキ
テラスタイプ: じめん
特性: りんぷん
性格: おくびょう
135-67-81(4)-147(252)-90-193(252+)
ムーンフォース / テラバースト / くさむすび / ねばねばネット

第2の初手置き要員。マスカーニャやオオニューラの上から動ける点を高く評価した。特にオオニューラに対しては特性りんぷんにより状態異常にされることがなく、ムーンフォースで確定2発をとれるためストレスなく戦うことができた。

テラスタイプはフェアリーと攻めの相性が良いじめんにしたが、これがサーフゴー、ラウドボーン、キラフロルなど打つポケモンが非常に多く強力で、弱点がつけるときは積極的にテラスを切って殴るようにしていた。もし仕留めきれなくても相手は高確率でテラスタルを使用して凌いでくるため、裏のキュウコンが一貫し勝てたという試合が非常に多かった。

くさむすびはテラス無しでヘイラッシャやガチグマ、キョジオーンに負荷をかけられるとても良い技であり、ねばねばネットは裏のキュウコンを通しやすくするなど、すべての技につかいどころがあり、採用時の想像を軽く超える強さを有していた。ただしそうはいっても数値自体は低めの部類であるため、過信は禁物である。

 

ダイケンキ(ヒスイ)育成論 : ヒスイに飛ばされたらチートスキル(きれあじ)と専用技もらった|ポケモン育成論SV|ポケモン徹底攻略

ダイケンキ(ヒスイ) @ こだわりスカーフ
テラスタイプ: ゴースト
特性: きれあじ
性格: ようき
165-160(252)-100-108-86(4)-150(252+)
シェルブレード / ひけん・ちえなみ / せいなるつるぎ / くさむすび

エスパーの一貫を切ることができる高速アタッカー。キュウコンがサーフゴーと対面したときの引き先や、ヘイラッシャのあくびを強く使うためのまきびし撒きなど、構築の他のポケモンとの相性が非常によく、そのうえ厄介なドラパルトを上から急襲できるといったかゆいところに手が届くポケモンだった。技を外すことさえなければ強力なポケモンであることに間違いはない。デザインがかっこいいため使っていてテンションがあがるところも重要である。

 

ガチグマ (アカツキ)|ポケモン図鑑SV|ポケモン徹底攻略

ガチグマ(赫月) @ シルクのスカーフ
テラスタイプ: ノーマル
特性: しんがん
性格: ひかえめ
188-81-140-205(252+)-85-104(252)
ブラッドムーン / ハイパーボイス / つきのひかり / ちょうはつ

受け崩し兼構築の見た目をよくする係。少し前までこの枠はオノノクスで使っていたがただでさえ意味不明な🐝がいるのにオノノクスまで加えると構築の見た目が非常に弱そうに見えたため急遽ガチグマにお越しいただいた。努力値を考えるのが面倒だったので襷固体を流用して使ったが、最終日一度だけあたった受けループを見事破壊することに成功した。他にもママンボウなど他5体でどうにもならなそうなやつにも出した。選出回数こそ少ないが出した試合はしっかりと活躍してくれてさすが使用率第3位である。

 

基本選出

ガブリアスorアブリボンヘイラッシャ、ダイケンキキュウコンから2匹

初手は相手にマスカーニャやオオニューラが見えたらアブリボンを出したい。逆にウルガモスやクエスパトラなどアブリボンでの対面処理が厳しいポケモンが初手に出てきそうならガブリアスでの打ち合いが望ましい。

残りの2体はまずキュウコンの一貫を確認し、キュウコンでの突破が困難なポケモンの対処をダイケンキかヘイラッシャで担うのが最も多い選出パターン。多少キュウコンの通りが悪くても意外と高火力でごり押せることが多いので積極的に選出に絡めたい。

ポリゴン2やキョジオーンなどの数値受けの鬼が相手にいる場合はキュウコン単独で相手を崩すことは困難なのでダイケンキかガチグマは必ず選出したい。

 

苦手なポケモン、構築

毒菱…毒に耐性があるポケモンがいないためジリ貧になる。欠陥構築である。

催眠(キノガッサ、あくびループ)…一応キュウコンに寝言を採用しているが気休めに過ぎない。とくにポイヒガッサは厳しい。

じごくづきグライオン…無理。ガチグマののどが破壊される。ガチグマに隠密マントを持たせると解決するが、今度はママンボウが崩せない。

キョジオーン…あいつの倒し方はまだ分かっていない。

その他多数 特に毒菱に耐性がないのは致命的なので、まだまだ改善の余地がある。

 

結果

TNチュウズ 最高R1930ぐらい 最終R1900 488位

8月に最終R2000を達成したとき以来の3桁順位を達成できました

レギュHはあと1か月ですが、過去の自分の記録を超えられるよう、最終R2000は超えられるように引き続きがんばります

最後に

ここまで読んでくださりありがとうございました。最近はポケモンカードにもはまっているので、関西圏でポケカする方おられたらぜひ誘ってください!

ポケカ楽し~~~~~~~~~~~~~~^^